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斎藤孝『 すごい「会話力」 』。会話力の時代に伝えることの大切さを学ぼう。 | 書籍レビュー

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こんにちは!Tomikaです。

皆さんはSNSをやっていますか?

TwitterやFacebook、Instagram等が普及し、私たち個人個人が情報を発信することがとても気軽にできるようになってきました。

こうしたSNSの他にも、メールではなくLINE等の短文でのメッセージによるやりとりが主流となり、瞬時にやり取りができるようになりました。

現代はいわば、SNSやショートメッセージによる文字会話を中心とした「会話力」が必要な時代になってきています。

そんな「会話力」の中で、どうしたら、より高度な会話を身につけられるかというのを知ることのヒントを教えてくれるのが、今回ご紹介する本、斎藤孝著「すごい会話力」です。

コミュニケーションツールが発達していく中で、どうしたら私たちの会話力を高めることができるかということについて、ご紹介していきたいと思います。

 

 

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「すごい会話力」とは何か?

「会話力」と聞くと、コミュニケーション能力やどんな人と色々な話ができる雑談力のようなものをイメージされる方もいると思います。

この本のタイトルにもなっている「すごい会話力」とは、どのようなものなのでしょうか?

この本の中では、人生の3つの課題(交友・仕事・愛)をこなしていく総合的な会話力を「すごい会話力」として定義しています。

人生の課題として掲げている3つについて簡単にご紹介しておきます。

  • 1つ目の「交友」とは、友人といい関係を気づくことができるようになること。
  • 2つ目の「仕事」とは、社会で求められる仕事をこなし、経済的にも自立すること。
  • 3つ目の「愛」とは、恋愛し、結婚し、家族を形成すること。

この3つの課題によって、最も大切な力の1つが会話力であると著者は紹介しています。

 

どうしたら「すごい会話力」を身に付けられるか?

ここからは「すごい会話力」を身に付けるために必要な方法についてご紹介していきます。

著者の齋藤孝氏は「すごい会話力」を身に付ける上で必要なスキルとして、以下の3つが重要であると挙げています。

 

  1. 本を読む(読書)
  2. 自分をオープンにする(オープンマインド・オープンバディ)
  3. 情報のストックを持ち、発信する力(情報収集力+要約力)

 

それでは、「すごい会話力」を身に付ける上で必要な3つのスキルについてご紹介していきたいと思います。

 

本を読む(読書)

会話力を身に付ける上で、良いトレーニングになるのは、「本を読むこと」です。

本の中でも、読書することで得られることについて、このように説明しています。

 

本を読むのは、最上のトレーニングです。

話をしている時に活字が頭の中に思い浮かべられるようになり、コンパクトに話ができます。

意味の含有率の高い話し方が出来る人は、たいてい読書量が多いです。

・・・

本を読むことを通じて、色々な言葉の意味や言い回しについて触れることができるので、それが私たちの話し方や話す内容にフィードバックされるのだと思います。

本を読む時には、古典を読むと良いと著者は説明しています。

その中でも特にお勧めする書籍としては孔子の「論語」を紹介しています。

「なんだよ、会話力をアップするのに『子曰く』かよ」と思った人もいるかもしれませんが、講師と弟子との会話というスタイルで構成されている『論語』は、現代に生きるわれわれにとっても大変参考になる会話力のテキストであり、またその内容を会話の中にさりげなく織り込むことで会話の質がぐっと知的になるという便利なネタ本なのです。

 

このように、現代にも通じる普遍的なものを知ることができるというのが本(特に古典)から学ぶことができます。

普段の会話の中に『論語』の内容を自然に引用できると、何となくためになる話を聞いた気分になるという効果もありますので、ぜひオススメです。

 

自分をオープンにする(オープンマインド・オープンバディ)

次に必要なスキル、自分をオープンにする「オープンマインド・オープンバディ」についてご紹介します。

「オープンマインド・オープンバディ」とは、自分の心と体が開いた状態のことを言います。

 

自分を出せない人間は相手から見て面白みのない人間ですが、最近の学生を見ていると、自分を出していくことを苦手とする人が増えているのを実感します。

社会人になると、取引先や会社の上司から「今度、一杯飲みに行こうか」と誘われることがよくあります。実はこれは「仕事の場では出していない自分を酒場で出して見せてくれ」というサインなのです。そういう形でもいいから、ポロッと自分を出してほしい。そうすると「とっかかり」ができて情の部分が通いやすくなってそのごの仕事の付き合いがやりやすくなる。

 

ビジネスも結局は人と人とのつながりで成り立っており、結局はその人との信頼関係が重要である。そのためには、その人の人となりを見せて欲しいというのが、心をつなぐ役割を果たすと思います。

 

情報のストックを持ち、発信する力(情報収集力+要約力)

3つ目は会話を広げるうえで必要なネタである情報収集力と、それを相手に伝える要約力です。

テレビや本、新聞や雑誌で気になったネタ(情報)に対してアンテナをはり、それを見落とさない情報収集力。そして得たネタ(情報)のポイントを端的に第三者に伝える要約力を得ることで、お互いの情報や経験を好感し、相手との間に強い気持ちのつながりができるのです。

もし自分が適当な情報を持ち合わせていなかったら、せっかくの相手との情報交換の機会を失うことになります。そういう機会を逃さないためにも、情報をストックする意識を持ち合わせておき、情報へのアンテナをはっておく意識を持つ必要があります。

 

また、せっかく得た情報のストックを自分の中だけではなく、相手に伝える方法も会得しておく必要があります。

そのためには、短く本質を伝えるトレーニングが必要です。

そのトレーニングとは「15秒プレゼン」という、ある内容を15秒以内で要約して発表するというものです。

 

コツとしては、まず一番大事な「見出し」からバンと入る。何がどうした、何がどうなったという新聞の見出しになるような確認部分をまず述べます。

続いて「理由はこれとこれとこれです」と三つ挙げる。このようにしてやってみると、たいていの話しは15秒で済むのです。

 

ある情報について、その内容を15秒以内で端的に伝えるトレーニングを重ねることで、要約力が付くというものです。

このように「15秒プレゼン」を重ねることで、端的に内容を伝えることができるようになります。

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

今回は、斎藤孝著「すごい会話力」にをご紹介しました。

会話力を高めるヒントがあるかもしれません。ぜひ一度読んでみてください。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!

 

Tomika